- フロアコーティングについて
- トップ技術の施工方法
ワックスとSGコーティングの差
長く使えて床にやさしいのは?
従来、フロアコーティングに使われてきたのは、アクリルやウレタンでできた樹脂ワックスです。一般用タイプから高級タイプまでさまざまな製品がありますが、これらはあくまで光沢を与えるためのもの。キズの付きにくさを示す硬度(H)が非常に低く、そもそもフローリングなどの素材を“保護”するためのものではありません。
最近ではワックスの一段階上のものとして、アクリル・ウレタンの他に樹脂含有量を多くして硬度を上げた製品が開発されました。これはワックスではなくコーティング剤といわれています。確かに硬度は上がりましたが、素材を覆うため通気性を奪い、木材や石材が自然に行っている呼吸を妨げてしまうのです。
そこで登場したのが、長期使用に耐える耐久性と高い硬度、そして呼吸を妨げない通気性を持ったシリコン皮膜そしてガラス皮膜コーティング剤です。
キズや薬品に強いのは?
従来のワックスで使用されているアクリルやウレタン樹脂による皮膜は、アルコールやシンナー、マニキュアの除光液などで簡単に溶解してしまいます。また、たとえ水でも長時間皮膜に付着していると白濁してしまいます。さらに、洗剤成分の含まれた化学モップを使うと、その洗剤成分で樹脂皮膜が解かされ、まるで消しゴムの削りカスのように汚くなってしまいます。施工作業は簡単で、単価もお安いのですが長期化の耐久性がないのが弱点です。
対するシリコンおよびガラス皮膜コーティング剤は、素材の表面に均一な耐薬品性の強い皮膜を作ります。キズや薬品、洗剤などにとても強く、一般家庭での使用であればほとんどダメージを受けません。ですが、施工はとても神経を使う作業です。十分な技術と知識がなければ、塗布時のスジ跡やムラ、ホコリなどの混入、採光現象、密着不良、白濁などが現れてしまいます。しかもワックスのように簡単に剥離して再施工ということができません。レベルの高い施工者でなければ、そう簡単に扱えないという代物でもあります。
新世代の住宅コーティング剤「SGコート剤」
SGコート剤のパワー
SGコート剤(SGシリコンフロアコート・SGガラスハードフロアコート)の分子は水より小さく空気より大きいのが特徴です。つまり、水は通さないけれど空気は通します。素材の自然な呼吸は妨げず湿気からは守るというベストな通気性を持っているため、当然、床材の寿命も延ばすことができるのです。
さらに分子が小さいことから、汚れの浸透も防ぐことができます。ワックスのように汚れた塗膜を除去する剥離作業が必要なく、お手入れは表面の汚れをさっと拭き取るだけ。また、長年使って磨り減った箇所には、お手入れ後にコート剤を塗り重ねるだけでOKという優れものなのです。
SGコート剤の特性 ~硬度~
SGコート剤は高い硬度を誇りながらも素材にしっかりと密着し、変色などが起こりません。
| SGフロアコート | SGガラスハードコート | |
|---|---|---|
| 外観 | 無色透明 | 無色透明 |
| 密着度(碁盤目試験) | 100/100 | 100/100 |
| 鉛筆硬度 | 5H | 8H |
※最終鉛筆硬度を表示しています。
※人の爪の硬度は2~2.5Hです。
SGコート剤の特性 ~耐熱性~
SGコート剤は耐熱性にも優れています。熱湯をこぼすなど、床が熱にさらされることは意外と多くありますが、そんな場合でも塗膜に大きな変化は現れません。
200℃の温度に1時間さらしてみても……
| SGフロアコート | SGガラスハードコート | |
|---|---|---|
| 外観 | 無色透明 | 無色透明 |
| 密着度(碁盤目試験) | 100/100 | 100/100 |
| 鉛筆硬度 | 5H | 8H |
さらに、200℃の温度に100時間さらしてみても……
| SGフロアコート | SGガラスハードコート | |
|---|---|---|
| 外観 | 無色透明 | 無色透明 |
| 密着度(碁盤目試験) | 100/100 | 100/100 |
| 鉛筆硬度 | 5H | 8H |
加熱時間が長くなるにつれ、一度は下がった塗膜の硬度は次第に増していきます。ですが剥離や亀裂などは起こらず、素材との密着度や外観は一切変わりません。
SGコート剤の特性 ~洗浄性~
お手入れが非常に簡単なのも、SGコート剤の特徴です。洗剤に強いので、頑固な油汚れが付いてもアルカリ性の洗剤を使ってお掃除できます。勿論、化学モップを使えます。毎日のお掃除に気を使わなくてすみ、とても楽になります。しかも、長年使って汚れがついたら表面洗浄をすれば、ワックスのように定期的に剥離してかけ直すといった面倒な作業は必要ありません。
また、ヒール痕などのキズが付いて目立ってしまう箇所は汚れを落として再施工するだけで、美しい塗膜が蘇ります。
SGコート剤は、これまでにない耐久性と扱いやすさを形にした新しいフロアコーティング剤。今までのワックスなどでは満足できなかった方にぜひおすすめします。




